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  • オーストラリアの語学学校選び6つのステップ:費用を安くする方法・おすすめの口コミサイト

​「完全版」オーストラリアの語学学校選び6つのステップ:費用を安くする方法・おすすめの口コミサイト

​もしあなたがオーストラリアで英語を勉強したいと考えているなら、オーストラリアの語学学校選びは、あなたの留学が成功するかどうかに大きく関わる重要な決断となります。

勉強にしっかりと重点を置いた学校を選べば、あなたの英語力を短期間で大きく成長させることができるかもしれません。

または、英語の勉強よりも、たくさんの友達を作ることやオーストラリアでの生活を思う存分エンジョイすることを優先して学校選びをするのも良いですよね。

学費も学校によってかなり差があるので、様々なポイントをチェック・比較しながらじっくり選びましょう。

インフォグラフィック​​:(目次へスキップ

Step #1:オーストラリアのどの都市を選ぶべきか?

達成率:0%

​まずは、学校に通うための生活拠点を決めなくてはならないため、都市選びから始めることがおすすめです。

オーストラリアはとても大きい国なので、同じ国内でも都市によって気候・雰囲気・できることがかなり変わってきます。

オーストラリアでの留学で人気な主要都市はこちらです。

シドニー

​オーストラリアNo.1の大都市。様々なビーチまでのアクセスが良く、イベントやフェスティバルの数がとても多い。

世界遺産のブルーマウンテンズまでも車で2時間で行くことができます。

一年を通して過ごしやすい気候ですが、真冬はコートが必要です。物価に関してはオーストラリアで一番高いです。

シドニー語学学校選び方

​メルボルン

​カフェが多くヨーロッパ調の素敵な街並みで、シティから歩いて行ける綺麗な大きい公園も多い。アートと音楽の芸術の街と言われており、様々なカルチャーが盛ん。

バーやレストランなどのお店も、夜遅くまで開いているところがオーストラリアの中で一番多いです。

気候に関してはオーストラリアで一番厳しいです。メルボルンの天気は一日の中に四季があると言われていて、ころころ変わる天気で有名です。

メルボルン語学学校選び方

​ブリスベン

​温暖な気候で、真冬でも気温が9度を下回ることはありません。

街中がとても綺麗に整備されており、人もシドニー・メルボルンに比べると少ないため落ち着いた暮らしができます。

地方都市いう感じ。でも、シティに行けば何でも揃うので不便はありません。

シティ内に人工ビーチはありますが、自然のビーチが中心部の近くにはないです。

ブリスベン語学学校選び方

パース

​唯一、オーストラリアの西海岸に位置する都市。

他の都市への移動は飛行機を利用しなければいけませんが、孤立している都市だからこそ自然が本当に美しいです!極上のビーチへ気軽に行くことができます。日本人も少なめ。

天気は日本のようにしっかりと四季がありますが、晴天の日が多いです。

パース語学学校選び方

​ケアンズ

​世界遺産のグレートバリアリーフが有名。

一年中温暖な気候なので過ごしやすく、自然が豊かな環境でのんびりと生活することができます。

街の規模が他の都市に比べてとても小さいので、余暇にダイビングやシュノーケリングを楽しむゆったりとした生活スタイルがおすすめ。

オーストラリアの中でも日本人の数は多いです。物価は他の都市と比べると安いです。

ケアンズ語学学校選び方

ゴールドコースト

​温暖な気候で、サーフィンで有名なサーファーズパラダイスがあり、ゆったりとしたビーチライフを送るのにぴったりな都市。

街の規模はケアンズ同様小さめで、観光地なので娯楽に関しては他の大都市に比べると少なめ。

有名なバイロンベイまで車で1時間半で行くことができます。

ゴールドコースト語学学校選び方

​大都市といえばシドニーとメルボルンですが、都市が大きくなればなるほど多国籍な環境になるので、様々な国の出身の人たちと知り合うことができます。

大都市のほうが娯楽やお店も多いので、学校が終わったあとの放課後ライフをエンジョイするのにぴったりです。

また、アルバイトもする予定の人は大都市の方が求人数が多い分、仕事が見つかりやすい傾向があります。

それ以外の小さめの都市だと、自然との距離も近く人口自体が少ないので、のんびりゆったりとオーストラリアのスローライフを経験しながら、英語学習に集中することができます。

また、ダイビングやシュノーケリング、サーフィンなどが趣味な人はそういったアクティビティが盛んな都市を選ぶと、留学生活をより楽しめますよね。

よく、「英語学習のためには日本人が少ない都市がいい」と言われることが多いですが、シドニーにいてもメルボルンにいても日本人が少ない環境に身を置くことは簡単にできます。

シティ内はアジア人・日本人が多いですが、電車や車で30分も離れると地元のオーストラリア人ばかりの街がほとんど。職場もシェアハウスも英語環境を自ら選べばOKなので、結局は自分次第です

むしろ、もし初めての海外生活であれば、次から次へと悩みが出てきたり問題が起こると思われるので、何かあったときに母国語で相談ができる日本人の友人を数人は作ったほうが良いですよ!

Step #​2:​語学学校に通う期間・行く目的・最終的なゴールは何か?

達成率:​17%

語学学校に通うために必要なビザの種類と就学可能期間

​オーストラリアで語学学校に通う際に必要なビザの種類には、主に3種類あります。

それぞれ滞在できる期間や就学できる期間に制限があります。渡航目的・就学期間にあったビザを選びましょう。

学生ビザ

​語学学校・TAFE・専門学校・大学などへ3か月以上の就学を希望する場合に必要なビザ。

政府認定校でのコースを週20時間以上、受講しなければいけない。また、ビザを所有し続けるには出席率80%以上を保つ必要があります。

  • ​有効期限 ⇒ 学校のコース期間+コース終了日から1か月間(10か月以下のコースの場合)・または2か月間(10か月以上のコースの場合)
  • 就労条件 ⇒ 1週間に20時間まで就労可能
  • ビザ申請料金 ⇒ $620
オーストラリア語学学校ビザ

ワーキングホリデービザ

​最長4か月間(17週間)までの就学が可能。

  • ​有効期限 ⇒ 12か月間
  • 就労条件 ⇒ 時間に制限なし。同一雇用主の元で6か月間のみ就労可能
  • ビザ申請料金 ⇒ $485

​観光ビザ

​最長3か月間(12週間)までの就学が可能。

  • ​有効期限 ⇒ 3か月間
  • 就労条件 ⇒ 就労不可
  • ビザ申請料金 ⇒ 無料(システム利用料の$20は掛かる)

​語学学校に5か月間以上通いたい場合は、学生ビザを取得する必要があります。しかし就労時間に制限があるため、たっぷりと働くことはできません。

ビザ申請料も一番高額ではありますが、就学している限りはずっとオーストラリアに滞在することができます。しっかりと長期間にわたって勉強がしたい人におすすめです。

オーストラリア語学学校ビザ

ワーキングホリデービザはいちばん自由度が高く、就労時間の制限もありませんが、4か月間までしか学校に通うことができません。4か月間で集中的に英語を勉強し、そのあとは現地で働いてみたいという人におすすめです。

観光ビザは気軽に短期留学をするのにぴったりなビザです。働くことはできませんが、体験留学というかたちで3か月間集中してオーストラリアで英語を勉強することが可能です。

何を目的・ゴールにして語学学校に通うのか?

​何を目的・ゴールにして語学学校へ通いたいのか、オーストラリアの語学学校選びを始める前にしっかりと頭の中を整理しましょう。

語学学校はそれぞれの特徴や強みがあるので、何を重要視して学校を選ぶかが非常に重要となってきます。

オーストラリア語学学校で英語勉強
  • ​様々な国の友達をたくさん作りたい
  • ​放課後のアクティビティが盛んな学校で学生生活をエンジョイしたい
  • ​中学高校で習った英語を忘れてしまったので、海外生活をするために必要最低限な英会話や文法を再度学びたい
  • ​全体的な英語力を向上させたい
  • ​オーストラリアの大学や専門学校に進学したい
  • ​TOEICで目標の点数を取りたい(日本での就職活動で履歴書に書くのであれば、最低でも600点以上は必要!)
  • ​英語のライティング、リスニング、スピーキングのどれか一点を重点的に伸ばしたい
  • ​オーストラリアで就職するための英語力を身につける、そのための英語の資格を取りたい
  • ​将来的に日本で英語を使った仕事がしたい
  • ​オーストラリアに滞在するための学生ビザの取得に学校が必要(いわゆる”ビザ取り学校”に通いたい)

​などなど、様々な理由をみなさんお持ちだと思います。

​学校によっては、ワーホリビザがもう使えないが長期滞在したい人向けに、学生ビザを取るために存在するような学校もあります。そういった学校は学費が非常に安い傾向があります。

しっかりと勉強したい人が誤ってそのような学校に入学してしまうと、学校・教師の質が悪く、思っていたような満足のいく授業を受けることができないという事態が起こってしまうので気を付けましょう。

英語の勉強もしたいけど、とにかく友達をたくさん作りたい!という人は放課後のソーシャルアクティビティの内容が充実していて、開催頻度が高い学校をチェックすると良いでしょう。あとは国籍比率も確認しましょう。

語学学校友達

私はメルボルンで語学学校に3か月通っていましたが、毎週金曜日は授業が早く終わり、ソーシャルアクティビティが行われていました。公園でBBQをしたり、教室で映画観賞会をしたり、マーケットに行ったり、先生と生徒のみんなでバーに昼間から飲みに行ったり、本当に楽しい思い出がたくさんできました。

そこで違うクラスの生徒達とも仲良くなれたので、自分よりレベルが上のクラスの人とも話すことができ英語の良い練習にもなりました。

大人になってからの学生生活というのは新鮮で、お酒が飲めるというのが楽しかったですね。

語学学校楽しい

メルボルンに誰も知り合いがいない状態からのスタートだったので、語学学校でできた友達は私の財産となっています。なので、友達を作ることを目的に学校に行くのも立派な理由だと私は思います。

また、英語以外禁止ルールを厳しく掲げている学校もあります。

語学学校は英語圏以外の様々な国からの留学生がたくさんいるので、同じ国の人同士で母国語で会話してしまうということを防ぐルールです。そういった学校を選ぶことで、しっかりと英語に集中できる環境の中で勉強することができます。

語学学校英語

語学学校で英語を学ぶ VS 正規留学&大学付属語学学校

​一般的にワーホリでよく行われる、語学学校へ英語を学びに行く「語学留学」と、現地の大学へ進学して英語で専門を学ぶ「正規留学」があります。

このふたつの大きな違いは、語学学校は英語圏以外の様々な国からの留学生たちと一緒に、少人数で基本的な英語の文法やスピーキング、コースによってはIELTS・TOEFL・ケンブリッジなどの英語資格に向けての勉強やビジネス英語などを学ぶ場所です。

正規留学は学位という形で証明されるため就職活動や転職活動においても大きく評価されますし、現地のネイティブ達や他の国からの留学生と対等の立場で専門的なことを”英語で”勉強・ディスカッションするということです。

そのため、予めある程度の高度な英語力は必須となります。

大学の語学学校

また、高度な英語力はまだないけれど、大学への正規留学も考えているという方におすすめなのが大学付属の語学学校です。

大学の付属学校のため、学校を卒業後にその大学への進学を目指している学生が多いです。だいたい6か月~12か月(1年間)通います。

大学に進学するための進学英語コースがだいたいあるので、その大学の試験対策をしっかり受けることができ、現地の大学へ進学するための一番の近道となります。

オーストラリア語学学校おすすめ

また、いちばんのメリットは、大学の施設を使えるためオーストラリアのキャンパスライフを体験できるということと、英語学習のモチベ―ションが高い生徒しかいないということです。

​ただ、通常の語学学校は毎週決まった曜日にいつでも入学できるのに比べ、大学付属語学学校は入学時期が決まっていたり、入学待ちが発生しているところもあるので計画的で長期的な準備が必要となります。また、学費も他の私立語学学校に比べ高額です。

​Step #3:自分の目的に合ったコース/クラス・就学期間を決める

達成率:​​33%

​目的がはっきりと分かったところで、次はそれに向けたコースやクラスにどんなものがあるのか、自分にはどのコースが合っているのかを考えましょう。

そして、そういったコースを設けている語学学校を探しましょう。

一般的にオーストラリアの語学学校で設けられている基本的なコースにはこのようなものがあります。

※学校によってはなんと80ものコース分けがあるところもあるので、学校によってコースの選択肢の多さは大きく変わります。

オーストラリア語学研修

一般英語コース(General English)

​英語の「読み・書き・聞く・話す」を中心に基本を全体的に学ぶことができ、初心者から上級者までレベルに合わせて総合的な英語力を向上させることができるコース。基本の授業終了後に、午後に選択科目や自由参加型クラスが行われていることも多いです。

入学初日にクラス分けテストと面談を行い、自分のレベルにあったクラスの授業に参加することになります。

日本人で高校卒業後にまったく英語を勉強してこなかった人はElementary~Pre-intermediateに最初クラス分けされることが多く、オーストラリア渡航前に勉強をある程度してきた人はIntermediateからスタートする人が多いです。(そのためUpper-intermediate以上のクラスは日本人が少ない傾向があります)

また、数週間毎にテストがあり、その結果次第で上のクラスにレベルアップするという仕組みのところが多いです。

クラスの雰囲気もカジュアルで明るく、みんなで楽しくディスカッションする機会もありますが、基本的には英語文法の教科書に沿って授業が進んでいくため、日本での中学高校の英語の授業と内容は大差ありません。

ただ、もちろんすべて英語で授業が行われるという大きな違いはあります。

​クラスレベル分け一覧

語学学校レベル超初級

​Beginner(超初級)

​完全な英語初心者。中学、高校と英語を勉強してきた日本人でこのレベルの人は少ない。挨拶や簡単な単語のみ理解できるレベル。

語学学校レベル初級

Elementary(初級)

​​よく使われる短い言い回しなどは理解ができても、文法的な知識が足りていない。中学英語レベル。

語学学校レベル準中級

​​Pre-intermediate(準中級)

​​簡単な意思の疎通ができる。相手が言っていることがなんとなく分かっても、うまく話すことが難しい。

語学学校レベル中級

Intermediate(中級)

​​基本的な日常会話をすることができるが、ボキャブラリーや言い回しなどの表現方法が限られている。

語学学校レベル上中級

​Upper-intermediate(上中級)

​現地のローカルジョブで働いたり、専門学校への進学を目指す場合は最低でもこのレベルは必須。自分が言いたいことを自信をもって話すことができる。

語学学校レベル上級

​Advanced(上級)

​自分の意見や意思を英語で不自由なく流暢に表現することができる。
大学や大学院への進学を目指すことができるレベル。

ビジネス英語コース(Business English)

​一般英語コースとは違い、ビジネスメール・レターの書き方や電話対応の仕方、書類の作成方法、それに加えマーケティングなどについて勉強する場合もあります。

日本語でも敬語があるように、英語も日常英語とビジネス英語は違いがあります。マナーや専門的なボキャブラリーなど、仕事をしていく上で必要なことを学ぶことができます。

社会で使える実践的な英語を学び、今後海外で働きたい人や、日本の外資系企業などで英語を生かした仕事をしたい人におすすめです。

IELTS、ケンブリッジ試験対策コース(IELTS, Cambridge Exam Preparation)

​世界的に一般的な英語資格であるIELTSとケンブリッジの試験対策をするコース。日本で一般的なTOEICの点数や英検は、海外ではあまり評価される機会がありません。

そのため、海外で専門学校や大学や大学院への進学を考えていたり、海外就職を考えている人にIELTSかケンブリッジの取得をおすすめします。

IELTSはオーストラリアのビザの取得や進学の際に英語力証明ができる、最も一般的な英語資格です。アカデミック色が強く、論文を書いたり表の分析をしたりするため、より専門的な英語の知識が必要となります。

オーストラリア語学学校IELTS

合否で結果が出るのではなく、点数制で、点数の有効期限は2年です。

ケンブリッジは一生有効の国際的な英語資格です。

また、IELTSとは違い日常英語が出題されるので、特に進学やビザの取得を目指すという予定がない方は、オーストラリアにいるうちにケンブリッジを取って置くと将来役に立つと思います。

コースの授業内容は、それぞれの資格の模擬試験を行ったり、スピーキング・リスニング・ライティング・リーディングそれぞれの分野の試験対策を行います。

進学英語コース(English For Academic Purposes)

​専門学校・大学・大学院への進学を目指す人を対象としたコースです。

講義のノートの取り方や、レポート(アサインメント)の書き方、セミナーでのディスカッションの仕方、リサーチや発表の仕方など進学後に必要なスタディスキルを学んだり、大学進学に必要なアカデミックな英語を学ぶことができます。

インターンシップ(Internship Program)

​​一定の期間・または求められるレベルの英語力になるまで通学をし、その後、語学学校がインターンシップ(就労体験)を手配してくれるコースも学校によっては用意されています。

オーストラリアでは無給インターンシップと有給インターンシップがあり、旅行会社やIT関係、ホテル、カフェ、旅行会社などでインターンシップをすることができます。

基本的な英語の勉強とオーストラリア現地企業で働くというなかなかできない経験を両方することができるので、英語力をある程度まで伸ばしたあとに今後現地のお店や企業で働きたいという人におすすめです。

ただし、インターンシップの手配料が掛かることが多いです。

英語+バリスタ、英語+サーフィンなどの専門コース(English + Barista Course, English + Surfing Lesson)

​学校によっては英語の勉強にプラスしてサーフィンやバリスタなどの専門的なスキルを身につけたり趣味を楽しむコースが用意されているところもあります。(例:午前中は英語の授業、午後はサーフィンレッスンまたはバリスタトレーニング)

オーストラリアはコーヒー文化がとても盛んですし、世界的に見てサーフィン本場の地でもあります。

日本でそれぞれを学ぶのとは違った経験をすることができますよ。

語学学校サーフィンコース

就学期間について

​​学校に通う期間についてですが、以下が目安となる就学期間です。

全く英語が話せない ⇒ 一般英語コースに6か月~10か月

基礎的な英語は既に身につけており、更に全体的な英語力を伸ばしたい ⇒ 一般英語コースに3か月~4か月

進学の準備をしたい ⇒ 進学英語コースに6か月以上

しかし、本人の努力次第で結果は大きく変わるでしょう。

​Step #4:語学学校を選ぶ時の確認事項

達成率:​​​50%

​あなたの目的に合ったコースを受けることができる学校を探す際に、質が良い学校を選ぶための確認事項がいくつかあるのでそれぞれしっかりと確認していきましょう。

毎週何時間、授業を受けるのか

​学生ビザの場合は週20時間の受講が必須ですが、ワーホリの場合は週15時間程度の授業時間に抑えるなどして放課後はアルバイトをしたり、学業と仕事の両立もしやすいです。

追加料金を払って夕方までの延長授業を受けることができるコースがある場合もありますが、どのような授業が行われているのかしっかり確認しましょう。

私はスピーキング強化の追加授業に追加料金を払い毎日参加していましたが、初級~上級の生徒が一緒に同じ授業を受けるという形式だったため、日によって授業のレベルが高すぎたり逆に低すぎたりして、正直、追加料金を支払ってまで参加しなくてもよかったのかもしれないと思ってしまいました。

オーストラリア語学学校費用

授業の質と学校の評判

政府認定校であるか

​各州政府教育機関の厳しい査定を受けて認可された政府公認の教育機関でのみ、学生ビザを申請することができます。また、きちんとした質が良い学校であることの証明でもあります。

​授業の質

​英語を本格的にしっかり学ぶことができる学校なのか、学生ビザでオーストラリアに滞在することを手助けするためのいわゆる「ビザ取り学校」なのかということを、入学する前に必ず口コミなどでチェックしましょう。

ビザ取り学校と呼ばれる学校に入学してしまうと、費用が安い代わりに授業・教師・学校施設すべてにおいて質が低く、英語を本格的にしっかり学びたい人にとっては物足りなく感じてしまいます。

​教師の質

​大学卒業資格やCELTAという英語教師養成コースを取得しており、尚且つ経験も豊富な教師のみが在籍している語学学校を選ぶと、教育の質が高いです。

​学校施設の質​

​学費が安い学校はまず施設が古いことが多いです。

無料で使えるコンピューター室や、WIFI、電子レンジや給湯室がある学校だと過ごしやすいですよ。

お昼は基本みんな持参するので、電子レンジやお湯が使えるとサンドイッチを温めたりコーヒーを飲むことができます。

語学学校施設

​学校の立地

​駅から近いのか、自分の滞在先からは公共交通機関で簡単に行けるのか、同じ建物内にはどのような学校やお店が入っているのかなども確認しましょう。

私が通っていた学校は、下の階にファッションやビューティー系の専門学校が併設されていたため、食堂をその学校の生徒達と共用して使っていました。

そういったところを選ぶと、オーストラリア現地の学生とも交流するチャンスがありますよ。

日本人はどのくらい在籍しているのか

​せっかく英語を海外で勉強するのであれば、オーストラリアの語学学校で日本人が少ないところを選びたいと考える人も多いと思います。

各学校の学校紹介で必ず国籍率の記載があるので、確認しましょう。

学校によってかなり国籍の偏りが大きいです。それぞれの語学学校とのコネクションが強い国(エージェント)の生徒が多くなる傾向があるからです。

場所によってはほぼ韓国人だったり、南米系とトルコ人ばかりだったり、ヨーロピアンが多かったり、半分近くが日本人だったり本当に様々です。

ただ、日本人が少ない学校を選んだのにも関わらず、クラスのレベルによってはクラスメイトの半分以上が日本人だったということがよくあります。

Upper-intermediate以上のクラスへ行くとぐっと日本人率が下がるので、渡航前にしっかりと英語を勉強していきましょう。

1クラスあたり何人で構成されているのか

​規模が大きい学校だと1クラス15人~20人、小さめの学校だと5人~10人ほどです。

人数が多いほうが出会いもその分増えますし、国籍も様々になるので友達作りにはとても良いと思いますが、その分授業中の先生への質問や発言などがしにくいというデメリットがあります。

少人数のクラスだと、先生も各生徒ひとりひとりを気に掛けることができますし、些細なことでも気軽に質問できるので先生との距離の近さがとても魅力的です。

ただ、学校にも繁忙期があるので入学当初は少人数だったのにも関わらず、数か月後には倍の人数に増えているなんてこともよくあります。

1クラス最大10名までなどとしっかり人数制限がある学校を選ぶと、そういったことは起こらないでしょう。

授業

転校が可能か

​学校によっては、オーストラリアの各都市にキャンパスを構えていて簡単に転校ができるというところもあります。

万が一仕事が見つからなかったり、気分転換に他の都市にも移ってみたいというときに柔軟に転校可能な学校だと助かりますよね。

ソーシャルアクティビティ(交流会やパーティー)の内容と頻度

​だいたい毎週金曜日の放課後にソーシャルアクティビティを開催している学校が多いです。

公園でBBQをしたり、ビーチへ行ったり、博物館へ行ったり、ピクニックをしたり、先生も交え学校のみんなでパブへ飲みに行ったりと内容は様々ですがクラス外の生徒や先生達と仲良くなることができるとても良い機会です。

語学学校ソーシャルアクティビティ

語学学校でのワインパーティー!

どのようなアクティビティがあるのか、各学校のSNSを見ると写真などで雰囲気を知ることができますよ。

オーストラリアの語学学校のおすすめなチェックポイントは、英語をしっかり学びたい方にはやはり授業・教師の質だと私は思います。

友達作りをメインに考えている方は、国籍率とソーシャルアクティビティの充実度をチェックしましょう。

​オーストラリアの語学学校の費用

​授業料は留学費用に大きく関わってきます。

コースによって金額は変わりますが、一般英語コースの場合だと1週間あたり約$350ほどが平均です。

しかし、オーストラリアの語学学校で安いところだと1週間あたり約$160のところもあります。それに加え入学金がだいたい$200ほど掛かります。

学校によっては割引を行っている場合も多く、たとえば10週間分の授業料で12週間の授業を受けることができるキャンペーンや、期間中に申し込むと入学金無料という特典がある場合もあります。

そういった割引を上手く利用することで少しでも費用を抑えて留学することができますよね。

オーストラリアでの語学学校の費用の計算機

オーストラリア語学学校費用計算機
200
入学金がだいたい$200ほど掛かります
350
通常、週に$350~$450が掛かります
0
合計$

今日は$1が101円です。 (ライブアップデート!)

​語学学校探しにおすすめのサイト

​実際にどのような語学学校があるのか情報を集めるために、エージェントに希望を伝え紹介してもらうこともできますが、自分でインターネットでも調べることでエージェントには登録されていないような学校の情報や、それぞれの学校のリアルな口コミを知ることができます。

そこで、オーストラリアの語学学校探しにおすすめのサイトを紹介します。

授業

Language Course.net

​世界中の語学学校を網羅している比較・口コミサイト。日本語表記にも対応しており、それぞれの学校の口コミを見れます。都市別に一覧で学校の情報を見ることができ、とても見やすいです。

語学学校についてのGoogleやFacebookの口コミなども参考にはなりますが、生徒が卒業するときに学校が強制で口コミを書かせているところもあるため良い口コミがほとんどです。

そのため、その学校のメリット・デメリットをしっかりと知るにはこのサイトがとても参考になります。

English Australia Member College

​オーストラリアの語学学校が多く登録されているサイト。

すべての学校ではありませんが、人気の学校を一覧で見ることができ、それぞれの学校の公式サイトへアクセスし詳細を見ることができます。

​他の日本人からの口コミを得ることもとても重要で、こういった口コミサイトで探すこともできますし、日本語対応ができる、日本人に語学学校を多く紹介してきているエージェントに情報を貰ったり紹介してもらうのも安心できる方法だと思います。

​Step #5​:語学学校へ入校申請をする

達成率:​​​​67%

​語学学校へ申し込む場合、主に以下の方法があります。

  • ​日本からエージェントを通して申し込む
  • 現地でエージェントを利用して申し込む
  • 現地で語学学校に直接自分で申し込む
​日本からエージェントを通して申し込む

メリット

  • ​ホームステイや学生寮の住居の手配もしてもらえる
  • ​ビザの申請のサポートもしてもらえる
  • ​学生ビザの場合は日本から語学学校を必ず申し込まなければいけない
デメリット
  • ​高額な手数料が掛かる
  • オーストラリアに​オフィスがないエージェントを選ぶ場合、現地サポートは​ない
​現地でエージェントを利用して申し込む

メリット

  • ​​実際に自分で学校を見学​できる
  • ​通常、現地エージェントには日本人スタッフがいる
  • 無料エージェントも選べる
デメリット
  • ​​もし語学学校の予約が既にいっぱいだった場合、すぐに入学できない
  • 学生ビザの場合は不可能
​現地で語学学校に直接自分で申し込む

メリット

  • ​​​エージェントが取り扱わないような学校も探せる(日本人が少ない場所)
  • ​​エージェントの手数料の節約になる
  • ​入学手続きはインターネット上からできて難しくない
デメリット
  • ​​もし語学学校の予約が既にいっぱいだった場合、すぐに入学できない
  • ​自分で各学校をリサーチ​して、気になる学校に直接問い合わせをしていくという作業になる

日本からエージェントを通して申し込む

​日本にあるエージェントを利用して、日本国内からオーストラリアの語学学校へ申し込む方法です。

ホームステイをしたい場合や、学生寮に入りたい場合はそういった住居の手配も予め日本からしてもらえますし、語学学校選びからビザの申請まですべてサポートしてくれるため、一番安心で簡単な方法です。ただ、やはりそれなりの高額な手数料は掛かります。

正直、ワーキングホリデービザで渡航するのであればビザの申請を自分で行い、語学学校は現地で決めることを私はおすすめします。

実際にこちらで生活していて私が思ったことは、「ビザの申請くらい自分でできないと暮らしていけない」ということでした。

こちらに来たらすべて英語で、自力で生活に必要な様々な手続きをしなくてはなりません。その練習と思い、ぜひビザの申請にはチャレンジしてみましょう。

また、エージェントを使わない場合は手数料が掛からない分、学費を大幅に節約することもできます。

学生ビザの場合は日本から語学学校を必ず申し込まなければいけません。

自分で学生ビザ申請を行うこともできますが、万が一書類に不備があるとビザが下りないということもあり得るので、英語にあまり自信がない人はエージェントを利用するのがおすすめです。

また、エージェントを選ぶ際は自分が暮らす予定の都市に現地オフィスがあるところを選ぶと、渡航後も様々なサポートをしてもらえるので安心です。

現地でエージェントを利用して申し込む

​オーストラリアに到着してから現地のエージェントを利用して、語学学校へ申し込む方法です。

現地で学校を選ぶことのメリットは、実際に自分で学校を見学することができるので、学校の雰囲気や先生・生徒をこの目で見れるということです。

また、立地についても、Google mapで周りの建物・お店や雰囲気を見るのと、実際に見てみる・行ってみるのとでは印象が大きく違います。

現地のエージェントでは日本人のスタッフが在籍しているところが多くあるので、英語に自信がない人でも日本語で対応してもらうことが可能です。

エージェントによっては、語学学校からの紹介料のみを利益としているため手数料が完全に無料というところもあります。

時間をかけずに効率よく語学学校探しをしたい人へおすすめです。

デメリットは、もし語学学校の予約が既にいっぱいだった場合、すぐに入学できないため自分の希望の入学日を選ぶことができないということです。

語学学校

現地で語学学校に直接自分で申し込む

​オーストラリアに到着してから、自分で直接それぞれの語学学校へ連絡を取り申し込む方法です。

エージェントを使わずに自力で現地で学校を探すことのメリットは、エージェントが取り扱わないような学校も探すことができるということです。そういったところは日本人も少ないです。

また、この方法なら、渡航予定の都市にエージェントがない場合でも語学学校へ行くことができます。

エージェントを使わないことで手数料の節約になる場合もあります。

自分で各学校の公式サイトや、先ほど紹介した口コミサイトなどを見てリサーチをして、気になる学校に直接、学校見学や体験授業の問い合わせをしていくという作業になります。

入学手続きはインターネット上からできるところがほとんどなので、そこまで難しくはありません。

語学学校への見学・体験授業に参加する

​エージェントを利用する場合でもしない場合でも、現地で語学学校へ申し込みをする人は学校見学や体験授業(トライアルレッスン)には必ず参加しましょう。

まず、気になる語学学校でそういった見学やトライアルを行っているかを確認します。だいたいの学校は行っており、授業を1コマ体験で受けることができます。

トライアルを行っていない学校の場合は、その学校の施設を案内してもらって見学することができます。

どちらも基本的には予約が必要となるため、事前に予約して行きましょう。

トライアルの際に確認するポイント

  • ​実際に自分でリサーチしていた情報(クラスの人数や国籍率、施設、立地など)と相違がないか
  • 授業内容は発言する機会が多いか、それともほぼ授業を聞いているだけなのか
  • 英語以外禁止ルールが実際に守られているのかどうか

​同じ学校内でも教師によって授業スタイルは異なるので、トライアルのみでは一概には判断できませんが、発言する機会が少ない授業はスピーキングが伸びません。

また、英語以外禁止ルール(イングリッシュオンリーポリシー)が設けられていても、生徒や教師の意識が低い場合は、実際の教室内では出身国が同じ者同士で英語以外の言語が飛び交っているということもよくあります。

そのため学校見学・体験授業でしっかりと確認しましょう。

​ただ、一番大切なことは、「自分がその学校で楽しく学校生活が送れることをイメージできるかどうか」だと思います。教師やスタッフ達のフレンドリーさや、生徒達の雰囲気はとても重要です。

​Step #6​:​入校手続き後~登校初日の流れ

達成率:​​​​​83%

​気に入った学校への入校手続きが無事に完了したら、ドキドキの登校初日を迎えることになります。

学校やエージェントから入学案内の書類をもらうはずなので、初日の持ち物や集合時間をしっかりと確認しておきましょう。

必ず持っていくもの:

  • ​パスポート
  • 入学許可証
  • ビザ発給許可証
  • 自分の滞在先・連絡先情報
  • 現金、クレジットカード/デビットカード

​​~~~ 初日の流れ ~~~

オリエンテーション

​指定された時間(だいたい朝の9時頃)に学校の受付へ行き、教室でオリエンテーションを受けます。

簡単な学校の説明や、授業のタイムスケジュールの説明、申し込んだコースの確認、ビザ情報の確認、支払いがまだ残っている場合は学費の支払いなどを行う場合もあります。

すべて英語での説明となりますが、ゆっくりと喋ってもらうこともできるので大丈夫です。

​クラス分けテスト(Placement Test)

​オリエンテーションが終わると、クラス分けのペーパーテストが行われます。

内容は文法やリーディング・ライティングなど様々ですが、だいたい1時間ほど。

クラス分けのためのテストなので、非常に簡単なものから難しいものまで幅広く出題されます。

​スピーキングテスト(教師や校長との面談)

​どのくらいスピーキングができるかということをチェックするために、教師や校長との面談が行われます。聞かれる内容としては​:

  • ​どこの国の出身なのか?(Where are you from?)
  • ​なぜ英語を勉強しようと決めたのか?(Why did you decide to learn English?)
  • ​オーストラリアでどんなことを経験したいか?(What do you want to experience while you are in Australia?)
  • ​日本ではどんなことをしていたのか?(What did you do in Japan?)

​など、基礎的な英語を使った簡単な雑談のようなものがほとんどです。

ただ、この面談はクラス分けに大きく影響するので、レベルが高いクラスを目指す人は予め英語を話す練習をしておきましょう。

​授業へ参加

​その日の午後か翌日にはテストの結果が発表されるので、指定されたクラスの授業へ参加します。

だいたい先生から自己紹介をするように言われると思うので、クラスのみんなへ簡単に自己紹介をしましょう。教科書も配布されます。

語学学校は毎週月曜日が入学日のところが多いので、途中からの授業参加となります。

そのため、最初は授業の流れについていけなかったり、何をやっているのかいまいち分からないことが多いと思いますが、1週間から長くても2週間もすれば慣れてきて、今やっていることがきちんと理解できるようになるので大丈夫です。

最初にどのレベルのクラスに振り分けられるかは、今後の学校生活に大きく影響します。

ただ、もし授業内容が簡単すぎたり、逆に難しすぎる場合は迷わず学校に相談しましょう。柔軟にレベルの上げ下げを行ってくれるところがほとんどです。

​最後に

達成率:​​​​​​100%!

​いかがでしたか?

今回は失敗しない語学学校選びの方法から登校初日までの流れをご紹介しました。この記事を読んで、少しでもオーストラリアの語学学校へ行く具体的なイメージや手順を想像することができたら幸いです。

みなさんそれぞれオーストラリアで学校へ通いたい理由は違うと思うので、まず始めに目的やゴールを明確にすることが一番重要です。

私は、友達作りと英語力の向上の両方を目的にしていました。3か月間という短い期間にも関わらず、様々な国の最高の仲間達と出会うことができましたし、英語力も向上しました。

それでは、あなたが選んだ語学学校で素晴らしい学校生活を送られることをお祈りしています!

もし何か質問や感想があれば、気軽にコメントしてくださいね。

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ゆみ


ゆみはワーホリでオーストラリアに来ている日本人です。ファッション、ショッピング、コスメ、旅行、映画に興味があります。

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