オーストラリアでのホームステイの裏事情:メリットと最悪なデメリット・良質なホームステイを格安で個人手配する方法・費用
オーストラリアでホームステイをすることは、とても価値のある経験となることでしょう。オーストラリア現地の家族と出会い、彼らの暮らし方を実際に体験することができます。
しかし、ホームステイとは実際にどのようなものなのかということを、しっかりと予め理解しておくこともとても大切です。そうすることで過度に期待値が上がりすぎないため、実際に到着した後にイメージと違い失望するという事態を避けることができます。
特に、初めてオーストラリアに来る人にはホームステイをおすすめします。ホストファミリーは何か問題が起きた時や分からないことがあったときに助けてくれますし、食事もしっかりと用意してくれます。
Photograph distributed under a CC-BY 3.0 license.
また、オーストラリアでホームステイを受け入れている家族から日本人はとても需要があります。日本人はマナーがあり丁寧・親切で、キレイ好きというイメージがあるからです。そのため、もしあなたが日本人であればホームステイの受け入れ先を見つけることはとても簡単ですよ。
オーストラリアでのホームステイのメリット
オーストラリアでホームステイをすることにはたくさんのメリットがあります。
オーストラリアへ到着したあと安心して生活を始めることでき、様々な問題や分からないことがあったときにホストファミリーが助けてくれる
初めてオーストラリアに一人で来て、右も左も分からない状態でいきなり自分で家探しなどをして生活を始めることは想像以上に大変です。
交通機関も日本とは違いますし、24時間開いている便利なコンビニなどもないので、到着してすぐにきちんとご飯を食べさせてもらえて、分からないことがあればホストファミリーに助けてもらえる環境というのはとても安心感があります。
オーストラリアでのリアルな生活を体験することができる
オーストラリアで生活している家族の一員となって一緒に生活するなんていう経験は、今後一生ないことかもしれませんよね。日本とは全然違う生活を実際に体験して、様々な気づきを得ることができますよ。
オーストラリアの家族や親戚と友達になることができる
せっかくオーストラリアに来たからには、たくさん友達を作りたいですよね。
しかし、語学学校には地元のネイティブ達は英語を勉強しに来ません。悲しいことに、語学学校で出会う友人らはいつかそれぞれの国へ帰ってしまいます。
ホームステイで現地での友人をつくると、あなたがいつかまたオーストラリアへ訪れた際に、いつでも会いに行くことができますよ。
常に英語を使わなければいけない環境に身を置くことができる
ホームステイ中の会話は基本的に英語のみとなります。リスニングとスピーキングのとても良い練習になります。ホストファミリーは基本的に、英語が堪能ではない学生にも慣れているため、あなたがもし英語が苦手だとしても、ゆっくりと分かりやすく話してくれることが多いですよ。
オーストラリアの家庭料理を食べることができる
日本の家庭料理とは異なる現地の家庭料理を食べる経験をすることができます。
家庭によって異なりますが、主食はパンやミートパイ、ポテトということが多いです。
また、週末はBBQをみんなで楽しむという家庭も多いので、その際はぜひオージースタイルのBBQを体験してみてください。
毎回の食事を料理する必要がない
オーストラリアのホームステイの食事は、朝ごはんは自分でパンやシリアルを用意することが多く、夕飯は作っておいてくれることもあります。
オーストラリアでの生活に慣れるまでの間、食事の心配をしなくていいというのは大きいメリットですよね。
素敵な家や良い場所に住むことができる(ビーチの近くなど)
オーストラリアの家はとにかく大きくて広いです!また場所によってはビーチの近くだったり、湖の畔に住むこともできます。莫大な土地や自然を持つオーストラリアだからこその醍醐味ですよね。
多くの人はホームステイ家族と友達になり、ホームステイ終了後も家族に会いに遊びに行くことができる
ホームステイ終了後、シェアハウスなどに移ったあとも定期的にホームパーティや教会へ行くことをホストファミリーと一緒に楽しむことも多いです。
私が実際にメルボルン郊外でホームステイをして感じた一番のメリットは、オーストラリア家庭のリアルな生活を知ることができたことと、英語だけでの会話のおかげでリスニングとスピーキング力が伸びたことでした。
海外に住むということ自体が初めてのことでしたし、私以外にもタイ人やインドネシア人の留学生も一緒に生活していたので、毎日がカルチャーショックの連続でした。
日本にずっと住んでいたら知り得なかったことなので、自分の視野が広がり、多様性を受け入れることの大切さを学びました。
また、家での会話はすべて英語なので、語学学校だけでは学ぶことができない日常会話の言いまわしや、ネイティブの会話スピードに慣れる練習もできました。
オーストラリアでのホームステイって最悪!ホームステイのデメリット
ホームステイをすることには上記で挙げたようなたくさんのメリットがありますが、実は同時に多くの懸念点や欠点もあります。
オーストラリアのホームステイで最悪な思いをすることもあります。
ホームステイをビジネスとして運営しているホームステイオーナーも多く存在し、その場合には次のようなことが起こり得ります。
シャワーの使用時間を非常に短く制限される
実際に私が住んだ家ではシャワーの時間は3分と決められていました。
オーストラリアは水不足というのもあり日本よりも節水の意識が高いですが、あまりにも短すぎる時間制限は水道料金の節約のためにホームステイオーナーが行っていることです。
暖房や冷房の使用についてとても厳しい
こちらも電気料金の節約のために、使用できない場合が多いです。また、もともと家自体に冷暖房が備わっていない古い家もオーストラリアは多いです。
私の場合は真冬のメルボルンでヒーターを使うことができず、部屋にいるときは常に布団にくるまって凍えていました。最初の3か月間くらいは常に風邪をひいていましたね。
安く低クオリティの食事だけが用意される
家によって食事内容は大きく変わりますが、毎食同じようなものばかりで栄養バランスも偏っている食事が提供される場合もあります。
受け入れる学生について興味がない、助ける意志がない
ビジネスとしてホームステイを行っているオーナー達は、ただ単に大家感覚で学生を受け入れているため、学生たちに興味がなく、食事以外のフリータイムに積極的に交流を深めようとしません。
セクハラ問題
残念なことに、ホームステイ先でセクハラを受ける事例がいくつかあります。
ホームステイ先の父親の中には、同居している学生に触れようとしたりキスしようとした人もいます。これは特に日本人女性へよく起こる問題です。
これらの理由から、多くの良い口コミ・レビューがあるホームステイ先を選ぶことが非常に重要です(良いホームステイを選ぶ方法の詳細情報は以下にあります)。
もし何か問題が発生した場合は、警察に連絡して相談してください。
(緊急時の番号:000 緊急でない警察相談:131 444 または、交番へ直接行く)
もしあなたが身の安全を感じることができない不安な状況であれば、ホームステイを解約し、他のステイ先を見つけるまでホテルに泊まることをオススメします。
私の日本人の友人は、洗濯する際にホームステイ先の父親に頼んでもいないのに下着が入った洗濯物を勝手に運ばれたり、夜中に部屋をノックされたり、ホームステイ中もホームステイ後も毎日朝から晩までメッセージが来る被害にあっていました。
また、他にもより一般的な欠点やデメリットもあります。(これは良いホームステイ先でも起こります)
ホームステイはシェアハウスに住むよりも高くつく可能性が高い
オーストラリアのホームステイ費用は通常1週間あたり$250~$300(25千円~30千円)かかります。
シェアハウスであれば、同じ郊外の立地でオウンルームでも週$100~$350(10千円~36千円)くらいで見つかることが多いです。
シェアハウスの費用にもっと知っておきたい場合、以下の記事を見てみましょう!
自由が利かない
共同生活なのである程度の我慢は必要ですが、お風呂の時間や洗濯の頻度など、常に気をつかう必要があります。
食事の時間を自由に決められない
宗教の信仰上の関係もあったりはしますが、家によっては絶対に一緒に食事をしなければならない場合もあります。
私の場合は、いかなる理由でも帰宅が夜7時半を過ぎると夕飯は自腹で購入して用意をしなければいけませんでした。
ホームステイ料金に夕飯代は含まれていたので、正直納得がいきませんでした。
好きな食事を選ぶことができない
ご飯を使った料理はあまりせず、パンや芋類、パイを主食とする料理がオーストラリアでは主流です。ホームステイ中に日本食が恋しくなってしまう学生はとても多いです。
ホームステイ先が地方にある場合、公共交通機関が十分に整っていない可能性がある
ひどい場所だと、学校までバスと電車を乗り継いで2時間近くかかる場合もあります。
また、田舎だとバスの本数も少なく、時間通りに来ないため電車の乗り継ぎに間に合わないこともよくあります。
家の中に虫がいる可能性がある
オーストラリアでは、家の中に小さいアリがいることがよくある。
家によっては虫を全然見ないこともあるそうですが、私の場合は毎朝キッチンに小さいアリの大行列ができていました。朝ごはん用のパンやジャムやハニーの瓶の中にも大量のアリが…。
木造でスキマが多くある古い家は要注意です。
一般的に、オーストラリアの家は日本の家ほどキレイではない
物が多かったり部屋が整理整頓されていないことも多い。
掃除もあまり細かいところまで行き届いている感じはしなかったです。家具が壊れていてもそのままということもあります。
門限がある場合がある
(毎晩午後10時までに帰宅しなければならないなど)
門限が早い場合、学校でできた友人らと授業の後に遊びに出かけたくても、自分だけ帰宅しなければいけないことが多く少し寂しい思いをするかもしれません。
正直にいうと、私のオーストラリアのホームステイは最悪でした。
まず、猫アレルギーがあるとエージェントに伝えていたのに室内に2匹猫が住んでいました。
そしてまさにビジネスとしてホームステイを運営している家庭で、食事の以外時間にリビングルームにいると鬱陶しがられるので、私も私以外の学生たちも常に自分の部屋にいました。
しかし、その分食事の時間は集中して積極的に自分から話すようにし、英語の練習はすることができましたが…。
ホームステイ先はエージェントに頼むと、当たり外れの振り幅が非常に大きいです。友人の中には天国のようなステイ先に恵まれた人も多くいます。
1か月間だけの契約だったため私は我慢してしまいましたが、ホームステイが合わない場合はステイ先を変えてもらうか、早めにシェアハウスに移ることも視野に入れるといいです。
これらの理由から、多くの良い口コミ・レビューがあるホームステイ先を選ぶことが非常に重要です。続き読みましょう!
良いホームステイのチェックリスト
ホームステイ先を選ぶ際に確認するべき大切なポイントを紹介します。
価格はいくらなのか?
- 長期滞在に対する割引はあるのか
留学エージェントを通して予約をする場合、手数料が取られることに注意してください。ホームステイの料金によって変わりますが、最大$300~$500(30,438円~50,730円)かかるため、直接自分で予約することをおすすめします。
自分で直接予約する方法については、次のセクションをご覧ください。エージェントの手数料は非常に高いため、必ずよく確認しましょう。
立地は良いか?
- 語学学校までの近さ、駅やバス停まで歩いていけるか、ビーチなどの自然があるか、など。
学校までの通いやすさや観光地や繁華街までのアクセスの良さ、掛かる交通費も確認しましょう。
家族構成はどうなのか?
- 子供はいるのか、それとも大人だけなのか
オーストラリアの子供たちはとても外交的なため一緒に話すことは楽しいかもしれませんが、もしあなたが子供が好きではない場合は子供がいる家庭は避けたほうがいいです。
また、シングルマザーの家庭で男性が家族内にいない場合もあります。女性の場合はそういった家庭を選ぶと、異性がいないことで様々な面で気が楽ですよ。
ペットを飼っているのか、いないのか?
私のように動物にアレルギーがある場合は必ず確認しましょう。
自分の部屋の中にもペットが入ってくることがあるため、あまり慣れていない人はペットなしの家庭を選ぶのが良いと思います。
その家族と住んだ経験がある学生からの強いオススメがあるか?
これは非常に重要です。悪い口コミ、レビューがたくさんあるホームステイ先は避けるべきです。
口コミは非常に参考になります。悪いレビューがあるということは、そういうことです。
ホストファミリーは中学生や高校生を受け入れているか、または大人だけなのか?
大人だけ受け入れている家庭の方が、バスルームなどの使い方がキレイな傾向があると思います。
また、私の場合では同居していた中学生の女の子達とホストマザーがトラブルになっていました。
どの食事が料金に含まれているのか?
通常、夕飯と簡単な朝食(フルーツやシリアル、トーストのみ)が含まれています。
できれば、どのような内容の食事がメインなのかも確認しましょう。慣れない土地での毎日の食事はモチベーションにとってもすごく大切です。
キッチンや冷蔵庫を使用することができるのか?
ホームステイ先によってはキッチン利用不可なことも多いです。
冷蔵庫もどれくらいの範囲を利用したいのか、トラブルの元となるので必ず買い物をする前に予めホストファミリーに確認しましょう。
ベッドルームの大きさはどのくらいなのか?シェアorオウンルーム?
1人で入居する場合、ほとんどはオウンルームであることが多いですが念のため確認しましょう。
いつでもシャワー、お風呂を使うことができるのか?
シャワーの使用時間に制限があるのかどうか。バスタブの有無。
バスタブがあっても、日本とは違いお湯を張って湯船に浸かるということは基本的にはできません。騒音防止のために、シャワーは午後9時までに利用などと決まっていることもあります。
インターネットは料金に含まれているか?
料金に含まれている場合でも、一定のデータ量を超えると追加料金を支払う必要がある場合もあるので確認しましょう。
自分以外の他の学生も一緒に滞在するのか?
同居する学生が多ければ多いほど交流が増えて楽しいですが、その分トイレやシャワーを利用する時間帯や順番に気をつかう必要があります。
喫煙が許可されているのか?(喫煙者の方のみ)
通常、喫煙は屋外でのみ許可されています。
オーストラリアでは屋内での喫煙は一般的に許可されていません。ニオイなどの問題もあるので、予め喫煙者であることは伝えましょう。
良いホームステイを見つけて予約する方法
ホームステイを予約するには、主に3つの方法があります。
- 留学エージェントを利用する
- 語学学校を利用する
- 自分で個人手配する
留学エージェントや語学学校を通して手配してもらう場合、どのようなホームステイ先なのか、すべてを確認し自分にとってベストな場所を選ぶということが難しいです。ほぼ、運と言っても過言ではありません。
自分の前に入居していた学生がホームステイを延長した場合などに、入居2週間前などの直前のタイミングで突然ステイ先が変更される場合もよくあります。
また、高額の手配料と空港送迎料($300~$500 (30,438円~50,730円))が掛かるため、ホームステイ料金が非常に高価になってしまいます。
そのため、Homestay.comを使用することをおすすめします。Homestay.comは、世界中でのホームステイを比較できるWebサイトです!(まとめサイトのようなもの)
これを使うとすべての過程を自分で行うことができ、様々なホームステイのオプションや内容を同時に比較できます。
高額の料金を払ってエージェントに頼んでまで運任せでホストファミリーを選ぶよりも、断然かしこいやり方だと思います。
オーストラリアでのホームステイなら短期でも長期でもおすすめです!
この検索バーに場所と日付を入力すると、その日程で申し込み可能なホームステイ先を見つけることができます。
現時点で、Homestay.comにはブリスベン内で180件のホームステイが登録されています。
もしあなたが1週間未満の滞在をする場合、1泊あたりの料金が表示されます。1週間以上の滞在の場合は週ごとの料金が表示されます。
また、表示する通貨を、日本円またはオーストラリアドルか選択することもできます。
もし語学学校の場所がわかっている場合は、マップ機能を使用して近くのホームステイを選ぶことができます。
はたまた、ビーチに近いホームステイ先を選ぶのも良いですよね!
また、以下の内容でホームステイ先をフィルタリングして分類して検索することもできます。
- 価格
- 口コミ、レビュー
- 人気度
- 家の特徴(インターネット、スイミングプールなど)
オーストラリアの家は大きいので、スイミングプールやBBQができるような大きい庭がある家もあります。日本ではなかなか考えられないですよね。 - どのような人を受け入れているのか(男性/女性/カップルなど)
同性のみの共同生活は、様々な面でより楽です。
良い立地で手頃な価格のホームステイを見つけたら、それをクリックして詳細を確認してみてください。
どのようなホストファミリーで、どのような生活スタイルなのかを詳しく知ることができます。
ホストファミリーによっては、たくさんの交流やサポートをすることを好みますが、学生に干渉せず自由にさせておくことを好むファミリーもいます。
彼らの家族の写真もここから見ることができます。
また、彼らがどのくらいの期間ホームステイを受け入れているのかを見ることもできます。期間が長いということは、学生を受け入れる経験が豊富でより良いホストファミリーである可能性が高いです。
リストでは、家で利用可能な施設の説明と、ホームステイ先のおおよその場所を示す地図が確認できます。正確な住所は、プライバシー上の理由から予約するまでは見ることができません。
家と部屋の写真も見ることができます。
この下には、ホームステイに含まれる食事についての情報が載っています。これはとても分かりやすく明確で、混乱しづらいです。
夕食が料金に含まれているホームステイ先もあります。
また、各ホームステイ先のハウスルールを予め確認することもできます。これによって、到着時にルールが厳しくてびっくり、なんてことがないです。
一般的なルールには次ようなものがあります。
- 喫煙の可否
⇒家庭によっては喫煙者NGの場合もあります。 - 門限があるか
⇒門限があるとアルバイトや友達と出かけることが難しくなります。 - 友達を招待することができるか
⇒できる家もありますが、あまり多くないと思います。 - キッチンを使用できるかどうか
⇒それによって、昼ごはんなど自分で用意する必要があるときに作れる料理のレパートリーが変わります。
エージェントを通して予約する場合、実際に到着するまでハウスルールがどのようなものであるかを明確に確認することができません。
ホームステイファミリーが非常に厳しい家庭だった場合、とても残念な気持ちになりますよね。これが、日本で一般的に「ホームステイは運」と言われる理由のひとつです。
レビュー・口コミ
最後に(一番大切なポイント!)、各ホストファミリーの口コミ、レビューを見ることができます。ホームステイの予約を確定する前に必ずこれを確認してください。
5つ星の口コミがたくさんある場合、良いホームステイが体験できる可能性が高いです。多くの口コミの中では、食事の内容や質について書かれています。これは非常に重要なポイントです。
中には、実際の食事の写真を載せている口コミもあり大変参考になりますよ。
また、注意するべき悪い点についても言及されています。
また、このようにそのホームステイ先に前に住んでいた日本人が書いた口コミも見ることができます。
もしこのような良いレビューがあれば、オーナーが親切で、ビジネスのようにホームステイを行っていないということを確信することできます。セクハラの問題がないということも分かります。
エージェントを使用すると、あなたの性格にあった良いホストファミリーとマッチングされるかどうか、ホストファミリーがどのような学生を期待しているのか、最後まで分かりません。
もしあなたがただ宿泊先としてホームステイを利用したいのであれば、あなたに干渉せず自由にさせてくれるファミリーを選んでください。
または、ファミリーとのたくさんの交流や、たくさんの助けを必要としているのであれば、そういったことをしてくれるホームステイ先を選びましょう。
Homestay.comでホームステイを予約する方法
Homestay.comでは、ホームステイに15%の手数料がかかります。(最大料金約$300)
この手数料は、ウェブサイトに記載されている料金に追加して支払うものです。
15%の手数料はHomestay.comに支払われ、残りの料金はホストファミリーに直接支払われます。(基本的には現金で)
一見この手数料は高く感じるかもしれませんが、実際には通常のエージェント手配料($300以上「30,438円」)よりも安いです。
さらにHomestay.comで予約する場合、ホストファミリーが無料で空港送迎をしてくれます。その反面、エージェントで予約する場合は空港送迎料がかかります($150以上「15,219円」)。
以下の表では、Homestay.comの手数料と一般的なエージェントとの料金を比較しています。(週$250のホームステイ費用と仮定した場合)
Homestay.comでは、特に2か月未満のホームステイをする場合に安くなります。
滞在期間 | Homestay.com | 留学エージェント |
---|---|---|
7日 | $38(3,855円) | $300 |
14日 | $75(7,610円) | $300 |
1か月 | $161(16,335円) | $300 |
2か月 | $300(30,438円) | $300 |
ホームステイを予約するには、まず希望の日付でホームステイに空きがあることを確認してください。これらの入力ボックスに日付を入力します。
また、それらの日付での価格を確認する必要があります。
そのあとに、ホストファミリーにメッセージを送って、その日付であなたを受け入れることができるかどうかを確認します。
また、この際に他の気になることや質問したいことをホストファミリーに聞くこともできます。(ペットの有無や喫煙についてなど)
ホストファミリーが喜んであなたを迎え入れる意思があり、あなたもそのファミリーと生活したいと思うのであれば、お互いに予約を確定することができます。
そして、Homestay.comに15%の手数料を支払います(Master card、Visa、American Express、Paypalなどで支払い可能)。最後に、予約を確定するメールがあなたに届きます。
また、ホームステイの予約に関する質問は、いつでも自由にホストファミリーに送ることができます。
空港までの送迎ができるかどうかも尋ねることができますよ。送迎がない場合は、大きい荷物を持って自分でタクシーやウーバーを使わなければいけないため、なるべく送迎はお願いしましょう。
オーストラリアで喜ばれる日本からのお土産
さて、無事にホームステイ先も決まり、新生活のスタートに向けてわくわくしますね。日本人と現地家族が一緒に生活をするという、せっかくの異文化交流の機会です。
オーストラリアのホームステイにお土産はぜひ持っていきましょう!
お土産を持っていくことで、ホストファミリーに最初から良い印象を持ってもらえますし、日本の文化に少しでも興味を持ってもらえたら会話のきっかけにもなるので、お土産はとても良いコミュニケーションツールとなりますよ。
【 注意するべき点 】
高額すぎるものはかえって気をつかわせてしまうため、1000~2000円程度のもので十分です。
また、長い期間ホームステイを受け入れ続けているファミリーの場合、毎回たくさんのお土産をそれぞれの学生達からもらっている可能性が高く、物が溢れてしまって困っている場合もあります。
なのでそういったファミリーへのお土産は物ではなくお菓子や化粧品などの消耗品が最も喜ばれます。
~ おすすめの日本お土産 ~
日本のお菓子
日本のスーパーに売っているような普通のお菓子でも非常に喜ばれます。せっかくなので日本っぽい味のお菓子を選ぶと良いでしょう。
キットカット オトナの甘さ 抹茶
特に抹茶味のキットカットは、オーストラリア人に渡すといつも大好評です。大量に入ったファミリーパックがドン・キホーテで安く売られていてオススメですよ。
カントリーマアム バニラ&ココア
カントリーマアムのような柔らかいクッキーもオーストラリアのスーパーではあまり見かけませんし、ハッピーターンの甘じょっぱい味もオーストラリア人は好む人が多いです。
ハッピーターン
日本のハイテク文房具
日本のようなハイテク文房具はオーストラリアでは見かけません。そのためとても珍しがられますし、実用性があり場所もとらないので、お土産にぴったりです。
コクヨ ハリナックス
針なしホチキスのハリナックスなんかはとても便利で、働いているホストファミリーがのメンバーがいれば特に喜ばれるでしょう。
紙同士をプレスしてくっつけているので、シュレッダーにもそのままかけれますし芯が切れることもないです。
パイロット 消せるボールペン フリクションボール
パイロットの消せるボールペン フリクションも海外で人気の文房具のひとつ。ボールペンなのに消せるという不思議さで、盛り上がれますよ。
お茶
オーストラリアでも日本のお茶はアジアンスーパーで購入することができますが、非常に高価です。(2倍以上します)
おーいお茶 抹茶入りさらさら緑茶
ほうじ茶や緑茶、抹茶はオーストラリアでもとても人気がありますし、日本の文化を話すきっかけにもなりますよ。
お湯や水に溶かすだけで手軽にすぐに飲むことができる、粉末タイプのものが持ち運びにも便利でおすすめです。
おーいお茶 さらさらほうじ茶
お肌のパック
ホストファミリーの女性陣へはお肌のパックがおすすめです。
最近は日本らしい面白いデザインのものも増えているので、写真を撮りあって楽しんでもいいですし、しっかりと保湿・美肌効果もあるので、女性へのプレゼントでは間違いなく喜ばれるお土産です。
個人的にも、パックはお土産でもらって嬉しいものランキング1位です。
お江戸アートマスク
ほうじ茶や緑茶、抹茶はオーストラリアでもとても人気がありますし、日本の文化を話すきっかけにもなりますよ。
お湯や水に溶かすだけで手軽にすぐに飲むことができる、粉末タイプのものが持ち運びにも便利でおすすめです。
ポケモンフェイスマスク
ポケモンは日本だけでなくオーストラリアでも有名です!
扇子
部屋に飾ってもよし、暑さが厳しいオーストラリアでは実用性もあり喜ばれます。
100円ショップに売っているものがデザインの種類も豊富で、安価でおすすめです。
扇子
複数買っていく場合は、日本らしいデザインのものと、日常使いしやすいデザインのもの両方買っていくと良いでしょう。
その他の重要なこと
ホームステイをする際に覚えておいたほうが良い、その他の重要なポイントです。
食事の時間
あなたが夕食の時間に帰宅しない場合は、それが分かった時点でできるだけ早くホストファミリーに連絡しましょう。その連絡をしないでホストファミリーを心配させたり待たせることは、 失礼です。
ホストファミリーを何と呼ぶか?
オーストラリアではほとんどの場合、家族全員を名前で呼びます。(ジャック、エミリーなど)
あなたに何かアレルギーがあるか?
何か食品のアレルギーがある場合は事前に家族に伝えておきましょう。また、嫌いで食べられない食品が何かある場合は伝えておくと、料理をする際に配慮してくれるでしょう。
礼儀正しくいる
- 毎日必ず、Good morningとGood nightはホストファミリーに必ず伝えましょう。
- 会話に積極的に参加しましょう。ホストファミリーはあなたの一日の出来事と、日本について話を聞きたいと思っています。
- 常に自分の部屋に引きこもることはやめましょう。
- 食事の後や、ホストファミリーが何かあなたのためにしてくれたときは必ずThank youとお礼を言いましょう。
洗濯の頻度
日本では2,3日に1度洗濯をする家庭が多いと思いますが、オーストラリアのホームステイ先では1週間に1度のみということが多いです。
私は下着類は自分で手洗いをして部屋に干して、なんとかやりくりしていました。どうしても洗濯が必要な場合は、ホストファミリーに伝えれば臨時で洗濯してくれることもあります。
しっかりと意思表示をする、分からなければ聞く
日本人はYes、Noをはっきりと主張することが苦手な人が多いですが、オーストラリア人から見ると何を考えているか分からず困ってしまうということがよくあります。
断りづらいこともあると思いますが、嫌なことはハッキリと嫌と伝えましょう。
英語が聞き取れなかったときには、もう一度ゆっくり言ってもらえるか聞き返して、相手が伝えたいことをきちんと理解することも、お互いに勘違いや不信感を生まないためにもとても大切です。
宗教や言葉の問題
オーストラリアでホームステイを受け入れている家庭すべてが、オーストラリア人ということではありません。私はオーストラリア人家族でしたが、私の周りの友人らはフィリピン人家族も多かったです。
国によって宗教や文化が違うため、オーストラリア料理ではなくフィリピン料理だけが毎日出されたり、毎週日曜日は家族と一緒に教会へ行くことが決まっていたり、家族が英語ではない言葉で会話をしてしまっているということもよくあることです。
その場合、英語で会話をしてもらうようにきちんと頼むことが大切です。なによりも、個人手配で自分でホームステイを選べば、このようなことは起こらないですよね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ホームステイにはメリットがあればデメリットもあると冒頭でお伝えはしましたが、あなたの人生経験にとって必ずプラスになるということは確証できます。
私は知識不足だったこともありホームステイ先に恵まれたとは言えませんが、経験してみて良かったと心から思っています。
日本での生活や考え方の常識が良い意味で一気に壊れるので、自分の視野や許容量が広がり、国際性を身にるけることができます。
そんな私も、ホストマザーがおすすめしてくれた旅行ポイントにこの間やっと行ってきたため、写真を送ったらとても喜んでくれました。
ホームステイは、オーストラリアでの生活を始めるための素晴らしい方法です。慎重にホームステイ選びをすれば、きっとかけがえのない楽しい時間を過ごすことができますよ!
そのためのしっかりとしたホームステイ選びに、Homestay.comをおすすめします。
それでは、あなたがオーストラリアでの生活を思う存分に楽しむことをお祈りしています!もし何か質問があれば、気軽にコメントをくださいね。
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