オーストラリアでのファームの裏事情:ジョブの探し方・注意点・時期・稼げる給料・セカンドビザ・農場
たくさんの人が、1年目のワーキングホリデーでオーストラリアをとても楽しんでいて、そしてもっとオーストラリアを満喫しようとする為、セカンドVISAを取得しようとします。
セカンドVISAを取得しようとするのはいい事ですが、オーストラリア政府は、セカンドVISAを取得する資格を得るには、政府に指定された農場(もしくは漁業などの季節労働)で働くことを条件にしています。
では、どのぐらいの期間働く必要があるのか?そして、どのようにファームの仕事を探すのか?どのように、「ブラックファーム」オーナーから、違法な賃金を支払われないようにするか?ファームでの、仕事に最適な期間はいつか?
この記事は、これらの質問に対して的確に記載してあります。
セカンドVISA、サードVISAとは
セカンドVISA、88日間労働すれば、ワーキングホリデーで2年滞在できる権利があるVISA。サードVISAは、セカンドワーキングホリデー中に、最低でも6ヶ月働くことで、3年目も滞在できるというVISAです。
違うファームで働いたとしても合算して指定された日数があれば大丈夫です。
いずれも、オーストリアの政府が指定した地域の農場、畜産、鉱業、建築業、漁業のどれかの季節労働をすることで、VISAを発行できる権利を得る。
申請料は、$485 (45,792円)です。
【条件】
- 31歳の誕生日を迎えていないこと
- 犯罪歴などがないこと
- 指定された日数、労働、セカンド申請フォームがあること
- 心身ともに健康なこと
ファーム全体について
オーストラリアのファームジョブの種類
- フルーツのpicking(収穫)、packing(パック詰め)
- いちごやラズベリーなどの集荷から包装して配送準備まで
- 野菜のpicking(収穫)、packing(集荷準備&包装)
- ズッキーニやトマトなどの集荷から配送準備まで
- 食肉工場でのcutting(肉のカットなど)
- 食肉工場で肉のカットと包装など
ファームジョブの探し方
ファームジョブを探す時に大事なポイントは下にあります。
探し始めるのは、1週間から3週間前がいい
実際に1ヶ月前から探し始めたら、1ヶ月後のアコモデーションの利用状況がわからないなどの問題があり断られることや、2週間前になったら連絡してなどと言われたので
焦らず自分の行く時期に合わせて、連絡を取ること!!
給料
歩合制(働いた量に応じて)か時給制(1時間にいくらか)のどちらは。
シェアハウス、アコモデーションはあるか、そしてそこに自分が住める環境か
自分が少なくとも3ヶ月間住むことが出来るところを探しましょう。
ファームが承認された郵便番号内にあるか
実際に、郵便番号(POSTCODE)で承認されたかどうか検索できるのでAustralia GovernmentのセカンドVISAのファームの項目から検索しましょう。
88日しっかり働いてから、承認されたファームだと知るのは酷です。
承認された郵便番号はオーストラリアの政府のウェブサイトに書いてあります。以下のリンクでアクセスできます:
https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/work-holiday-417/specified-work
セカンド申請フォームが発行してもらえるか
これがないとセカンド申請ができません。
スーパーや日用品が購入出来るところは、家の周辺にあるか
近くになくても、1週間に何回かみんなで買い物に行く日があるかどうかも確認。
88日間の日数のカウントの仕方
まず、88日働くということは、3ヶ月ほど働かなくてはなりませんが、その間に、ファーム全体での休みの日や、自分でとったDAY OFFなどはカウントされないので、だいたい3ヶ月と少し働くということを、確認しておきましょう。
自分は、カレンダーに働いた時間を書き込んでいき、カウントをしていました。
また、コントラクターやスーパーバイザーが毎日点呼を取っているので、自分が後どのぐらいで88日になるか、自分のカウントしている日数とあっているかを確かめるといいでしょう。
注意してほしいこと
DAY OFFカウントをするから、88日ファームにいれば大丈夫などの書き込みのあるファームがありますが、DAY OFF カウントは違法行為ですので、やめましょう。
しっかり、88日働いてVISAを取得しないと、セカンドVISAの申請時のフォームなどの偽造などにより、追加書類を求められる事もあります。それ故に、VISA自体をキャンセルされても自己責任になります。
そして、3年間オーストラリアへの入国を禁止と犯罪扱いになり前科になる事もあるので、注意しましょう。
ファームジョブの適切な時期(シーズン)
- フルーツ、野菜の仕事はそれぞれの旬の時期1ヶ月前から仕事がある (イチゴは、7月から11月がピークです。)
- 食肉工場は年間比較的に仕事があるが倍率が高いので、早めの応募が大切
自分の体験談(イチゴファームについて)
ファームジョブの探し方の流れ
独自に探してみる
自分は、4月にオーストラリアに渡豪し、語学学校に3ヶ月通っていたので学校が終わる月からファームに行く準備を始めました。
初めは、どのようにファームを探していいかわからず、ひたすらネットでファームの探し方についての記事を探しました。
残念ながらいい記事は見つかりませんでした。
アドバイスや情報を教えてもらう
あまり参考になる記事が無く、迷っていると語学学校の先生がFACEBOOKによく求人が出ていると教えてくれたので、探してみることにしました。
しかし、求人の場所に連絡しても返信が返って来ないことや、連絡の途中で連絡が途絶える事もあり、あまり上手くいかず、友達に教えてもらった日豪プレスでも探すことにしました。
しかし、結果は同じで、日豪プレスに乗っている記事は少し文面が怪しいと感じるものや、信用性の低いと感じるものが多かったです。
自分にあった探し方を見つける事と積極的に行動する事
自分はあまりにもファームジョブが見つからなかったので、探すのをやめようとしていました。
あと、10日間で学校が終わるって時に、なんとなくInstagramで#ファームなどと検索して見ていると、実際に現在ファームで働いている人を見つけました。
そして、その日本人の方に「ファームを探しているので、よかったら働いているファームジョブについて、教えていただきたいです」とDMを送りました。そして、その方が、返信をくださいました。
現在のファームの状況、収入、大変さ、何が必要なのかなど事細かく教えてくださいました。
その方が、ファームのコントラクターの方に求人を出しているかなど聞いてくれて、その人経由で、コントラクターの方と連絡を取り始め、いつ頃から働きたいか、何ヶ月働くことを希望しているかなどのやり取りをし、連絡を取ったその日にファームジョブを見つけることに成功しました!!
自分は、FACEBOOK、日豪プレス、Instagramで探しました。最終的には、Instagramで見つけましたが、一回全部試して、自分の探しやすいもの自分が一番しっくりくる仕事先、信用できる方と連絡を取りファームを探すことをお勧めします。
そして、やりたいことがあるときは、ためらわず聞いて見る、周りの人に相談してみると
色々な情報を教えてくれる事もあり、また、ファームを紹介してもらえる事もあるので、
周りにいる人を頼りにしましょう。
注意すること
自分は、ファームを探している時に思ったことがあります。
それは、給料がいいよ!!DAY OFFカウントします!!というところは人集めのために
行っているもしくは、ファームに人材を派遣するマージンを稼ぐための謳い文句だと思った方がいいでしょう。
そもそも、DAY OFF カウントは違法です。
ファームに移動するまでの流れ
ファームに行く10日前に仕事先が決定したので、自分なりに色々揃える時間もあって余裕を持って準備できました。
自分が連絡をとっていたコントラクターの方は、最寄りの駅まで車で迎えに来てくれるとのことだったので、自分は、電車で最寄り駅まで行きました。
そしたらコントラクターの人と、ファームで働いている方が迎えに来てくれました。「もし必要なものがあれば、スーパーに行く?」と行ってくれて必要なものを買うことができました。
もし、荷物が多くて、なかなか買い揃えて行けないようだったら、事前に買い物に行けるかどうかを聞いておくといいでしょう。
そして、ファームがある場所は大抵田舎です。なので、Cityに比べてスーパーなどが閉まるのがとても早いことも覚えておきましょう。
シェアハウスに到着すると、まずコントラクターが契約書の作成をしてくれて、同意書のサインとセカンドフォームの仕事開始日を記入して、自分は土曜日にファームに行ったので、キリの良い月曜日から働くことになりました。
ファームに着いてから、いつから働くかは、自分で決めることができるので、事前に、話をしておくと良いでしょう。
イチゴファームで働くために必要なものと服装
- 使い捨てゴム手袋(Coles、Woolworthsで購入出来る)
- 動きやすい服装(スポーツ着や作業着)
- 長靴または防水の靴(靴だと中に水が入ってしまうことがあるので気になる人は必須)
- 水筒(ファームには水道がない場合が多い)
- タオル(手を洗ったり、汗を拭くだけでなくトローリーを拭くときに役立ちます)
- レインコート(基本的に雨が降っていても、仕事はします。丈夫なものがオススメです!)
実際に働き始めてみて(7月)
まず始めに、packingかpickingのどちらが良いか選択できます。もちろん両方体験してからポジションを決めることが可能ですし、体験期間も働いた日数にカウントされます。
しかし、途中でポジションを変更することはできますが、packingは席数が決まっていることが多いようなので、繁忙期は変更が難しそうでした。
自分は、あまりじっと作業しているのが得意ではなかったので、pickingを選びました。自分は、動きやすいジャージにスポーツ着のスパッツに長靴(脛あたりの丈)を主に着ていました。朝露などで、濡れてしまうので防水のジャージを着ていました。
まず始めに、どんなイチゴを収穫するのか、どのイチゴは収穫してはいけないのか、などから教えてくれました。
イチゴの収穫は、トローリーという専用の車を使います。しかし、足で動かすので専用の免許などは必要ありません。トローリーに、イチゴを入れるボックスをたくさん積んで仕事をします。
収穫するイチゴは、2種類あります。集荷できるイチゴと、腐っているイチゴに分けて収穫します。ファームのオーナーにもよるみたいなので、確実とは言えませんが、自分が働いたファームは、いいイチゴは$1.50〜$3.00(142円~283円)、悪いイチゴは$0.50〜$2.00(47円~189円)でした。
しかし、時期によって1ボックスの値段はかなり違いました。トローリーに載せてあるイチゴのボックスがいっぱいになったら、監督をしているスーパーバイザーという人にカウントしてもらい、集計してもらいます。
自分が仕事を始めたのは、7月の頭からでした。しかし、7月下旬になるまで2日に1回休みであまり仕事が忙しくなかったです。その年は、台風や雨が続き不作だったようで、例年だとQLDは、7月頭からピークだったようです。
始めに働き始めた1週間目は、慣れるということに集中して、だんだんと友達もできて
早く取る方法や、どのようにトローリーを動かしているかなど教えてくれて、だんだんと慣れて行きました。
辛かったことは、イチゴのシーズンは冬で、仕事も早朝から始めます。雨の日でも台風、強風、雷がならない限りは、仕事をします。
なので、4度ぐらいの時もありました。とても冷え込む為厚着をしたり、ネックウォーマーやレインコートはとても重要でした。
しかし、日中になると25度ぐらいまでになるので、一番下には、半袖を着るなど、自分にあった服装を探すことにも苦労しました。
実際に働いてみて(8・9・10・11月)
8月に入り、いよいよピークになってきて毎日働くことができたので、日数が稼げました。
DAY OFFを取る人数が、1日に何人までと決まっているほど忙しかったです。
この時には、もうすっかり慣れて、毎日収穫ボックス数に応じてグループに送られてくるランキングで、上位に入るほどでした。
トップの人で130ボックス、少ない人で20ボックスとだいぶ差がありました。歩合制は、頑張った分稼ぐことができ、サボった分稼げないので負けず嫌いな自分にはとても向いていました。
仕事中は、周りのことを気にする事なく、仕事ができるので集中して作業ができます。作業中には、音楽を聴いたり、歌ったりする人もいました。また、友達と隣同士で仕事をし、話しながら仕事をする人もいました。
日本の農場で働いたことがないですが、オーストラリアのファームはとても自由な労働環境だなというイメージでした。いつでも、飲み物を飲み、疲れたら自分のペースで休む人もいました。
自分は、友達とランキングでどっちが上位に入れるかという勝負して、お互いに高め合い楽しく仕事をすることができました。
9、10月は、ずっとピークで毎日早朝から夕方まで働いていました。そして、たまたま自分の行ったファームでは、ラズベリーも栽培していたので毎日数人ローテーションで、ラズベリーファームに行きました。
ラズベリーファームもまた、歩合制でした。ヘルメットぐらいの小さいバケツのついたベルトを腰につけて収穫し、それが満タンになって1バケツ$20でした。
一粒がとてつもなく小さいので、イチゴと比べてかなりいい給料かと思ったら、一つのバケツを満パンにするのだけでも、かなり時間がかかるので、お金を貯めたい人などには向いていないと思いました。
しかし、イチゴファームと比べると、疲労感は全くなく、時間も短いので、ピーク時は、みんな休日感覚で仕事をしていました。
自分は、7月から11月の上旬までの4ヶ月と少し働きましたがしっかり稼ぐことができ、125日ほど働きました。だいたいの人は、ギリギリの88日ではなく、90日から100日働いていました。
通常の時期の1日のスケジュール
時間 | |
---|---|
5:30 | 起床 |
6:00 | ファームへ出発(友達や監督が送ってくれます) |
6:45 | ファームに到着(トローリーなどの準備) |
7:00 | 仕事開始 |
10:00 | 全体休憩 |
10:30 | 仕事再開 |
13:00 | 仕事終了(トローリーの片付けなど) |
13:45 | 帰路 |
14:30 | 買い物 |
15:30 | 帰宅 |
16:00 | シェアメイトや友達との交流(サッカーなどの娯楽) |
18:00 | 夕食と次の日のお弁当準備 |
21:00 | シャワー就寝 |
繁忙期の1日のスケジュール
時間 | |
---|---|
4:30 | 起床 |
5:00 | ファームへ出発(友達や監督が送ってくれます) |
5:45 | ファームに到着(トローリーなどの準備) |
6:00 | 仕事開始 |
12:00 | 全体休憩(お昼ご飯を食べたり、各自休憩) |
12:30 | 仕事再開 |
16:00 | 仕事終了(トローリーの片付けなど) |
16:15 | 帰路 |
17:00 | 買い物(ショッピングセンターに行き日用品や食材の買い物) |
18:00 | 帰宅 |
18:15 | シャワー |
19:00 | 夕食と次の日のお弁当準備 |
20:00 | シェアメイトとの交流 |
21:00 | シャワー就寝 |
ヒントとコツ:
- 朝忙しくならないように、朝ごはんは簡易的なものにして、お弁当は前日の夜に作っておく。
- シャワーも順番で入るので、毎回話し合って決めます。
ファームで働く人の国籍
ほとんどが、日本人、韓国人、台湾人の人が多いです。ヨーロッパの英語圏ではない人たちもいます。
なので、誰もネイティブではない状態で話すので、少しコミュニケーションが取りづらいこともありましたが、同じアジアだということもあり、自国の言葉を教えあって英語と覚えた言葉を使って話すのでとても楽しかったです。
シェアハウスについて
自分のシェアハウスは、2人で1部屋でした。3部屋ありましたが、小さい部屋には1人で住むので5人で1軒の家に住みました。
シャワールームは各部屋にあり共有でした。キッチン、ガレージなどはみんなで共有です。
自分の住んでいたところは、1週間$120でした。光熱費、水道代、ガス代、Wi-Fiも含まれます。友達のシェアハウスは、1人部屋だったので$150で、住んでいる人数や1部屋に何人住むかでレント(家賃)が変動するそうです。
ファームのシェアハウスは基本的に鍵をかけません
正面のドアは基本的にロックされており、裏口からみんな出入りすることが多いです。
貴重品は自己管理です。スーツケースに鍵をかける、何かのお菓子の袋に入れたりして、カモフラージュして盗まれない工夫をしましょう。
オーストラリアでのファームの稼げる給料について
1週間ごとの収入の平均額:
月 | 最低給与(週) | 最高給与(週) |
---|---|---|
7月 | $600 (56,649円) | $800 (75,533円) |
8月 | $700 | $900 |
9月 | $800 | $980 |
10月 | $860 | $1,250 |
11月 | $800 | $900 |
総収入は、約$15,000/4ヶ月です。(142万円)
※時期や収穫量によって異なるので参考程度に
ファームに行くための初期費用
まず必要なのは、シェアハウスのボンドでだいたいのところでは、レント(家賃)の2週間分を初めの頭金として支払います。しかし、ファームを退去する際の2週間前までにいつに出るのかシェアハウスのオーナーにいえば、返金されます。
自分のところは、1週間$120でした。なので、$240とレント$120を初めに支払いしました。そして、1週間に一回の給料日ですが、日用品を揃えるだけでも$500ぐらいはかかります。
ファームに行く時に、車が出ます。しかしその車の持ち主に、1日$6支払わなくてはならないので、1ヶ月で$180ほどかかるのでそのお金も確保してください。
それに、携帯の料金や1ヶ月にどのぐらい嗜好品にお金をかけるかによってもかなり初期費用は変わってくるので、ファームに移動する前に1ヶ月家計簿をつけて、収入と支出のバランスと貯金について考えてみるといいでしょう。
自分は、時期や自然災害などの万が一に備えて、多めにお金を持って行くことをオススメします。
最低$1,200は持っていた方がいいと思います。
自分がイチゴファームをお勧めする理由とデメリット
《メリット》
女性でも簡単に働けること(力仕事が少ない)
自分は、はじめファームにはそこまで行きたいという気持ちはありませんでした。
しかし、ファームに行く前は、全てはオーストラリアに2年間滞在したいという希望のために仕方なく行きました。
仕事を始めてみて、イチゴファームにしてよかったと思える理由は、トローリーに座りながら作業するので、女性でも簡単に作業できるし雨の日は、トローリーに屋根があるので直接濡れることがないので他のフルーツや野菜より、簡単に始めることができ簡単に稼ぐことができます。
たとえ、収穫量の少ないと友達でさえ週に$500程度ももらうことができていたので
生活には困ることはないと思います。
そして、イチゴはフルーツの中ではとても小粒なので一気にたくさん収穫が可能、運搬するときも重すぎないので、特に女性にお勧めです。
そして、誰でも簡単に始めることができる、そして、簡単に辞めることもできます。なので、まずは1回やってみることをお勧めします。
他の国籍の人たちと働ける
ファームでの生活と言っても日本の農場とは違って、色々な国籍の方々と働いて、一緒に住むということは一生涯に経験できるチャンスはあまりないことです。
農業のことだけでなく、様々な国の言語や、文化、料理など学べることが多いので、興味のある方には、とても充実した生活になると思います。
自分は、あまり話すことが得意ではありませんでしたが、日本と違って海外では自分の意見は言わないと伝わらないし、たくさん話してコミュニケーションを取ることが一般的なので、自分の意見を言うことが習慣づきました。
シェアハウスでの生活が楽しい
実際に、自分は、仕事自体もとても楽しかったと思いましたが、それよりも、シェアハウスでの生活が一番楽しかったです。
みんなで、夕ご飯を作ったり、海に行ったり、BBQをしたり、近所の公園でサッカー、バスケ、スケートボードをしに行ったりして、充実した毎日が過ごせました。
自分は4ヶ月間ほどファームで生活し、一緒に住んでいた、お兄さんやお姉さんとは家族のように仲良くなりました。
そのせいか、ファームをでたら別々の場所に行く予定だったので、みんなで1ヶ月延ばしてしまい4ヶ月ファームにいました。
そして、ずっと一緒に過ごしていたおかげで、韓国料理がつくれるようになり、韓国語も話せるようになりました。
ファームでの経験は自分にとって、とてもいい経験になりました。
貯金がしやすい
なぜ貯金ができるかと言うと、お金を使う施設がないこと、疲れてショッピングにあまり行かないことが理由に挙げられます。
そして、しっかり働けば絶対に給料が良くなります。Cityなどに比べてはるかに安い家賃なども理由の一つだと思います。
自分は、ファームが終わった後の生活のために、たくさん貯金しファームの子たちと一緒に旅行にも行きました。
お金の使い方は人それぞれですが、有意義な使い方ができたらいいですね。
《デメリット》
ずっと同じメンバーでの団体行動
自分は気にはなりませんでしたが、やはりチームで仕事をしていたので、学校とまでは行きませんが、少なからず、団体行動が必要なのです。
そして、家でも仕事場でも、移動中でさえ行動をともにするので、あまり得意ではない人は、ストレスがたまるでしょう。
普段の暮らしと違って、なんでもシェア人と時間がかぶりうまく自分の時間が作れないことや、思うように行動ができないことが増えるでしょう。
想像以上に生活面で、大変なことが多いでしょう
早寝、早起きなどで、ファーム以外の友達との交流する時間が減ることや、遊びに行くのにも、1時間に一回ぐらいの頻度のバスに乗らなければならないことなど周囲との生活リズムの差がストレスになる事もあります。
そして、疲れてしまい遊びより寝ることが重要になってしまう事もあるので、遊びが大切、勉強と両立をするということは難しいでしょう。
天候
上記で書いたように、ファームでは、雨が降っているぐらいでは普通に仕事をします。雷がなったら、一時的に休憩をして作業を再開するという事も少なくはありません。
季節は冬なので、とても寒いうえに雨や朝露により、濡れてしまう事もあるので特に冷え性の女性には辛いと感じると思います。
そこで自分は、帰り用の暖かい服を持って行って、トイレなどで着替えてから帰るなどして、風邪をひかない工夫をしていました。
最後に
ワーホリに来ても半数以上の方は、ファームに行かず、1年で帰ってしまいます。その反面、ファームに来て1週間2週間で帰ってしまう人もいました。
人には合う仕事、合わない仕事があり、途中でやめたくなることもあると思います。
しかし、自分は2年滞在する目的でなくても、1回ファームに足を運ぶのもいいと思います。
なぜそこまでオススメするかというと何より、お金では買えない経験になります。
通常の仕事より過酷な労働です。しかし、そこでの経験により、一皮むけてたくましい自分へと成長させてくれました。
そして、行かずに後悔するなら、行ってみた方がいいと思うからです。
自分は、ファームに行ってよかったと思います。
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こんにちは!記事を拝見しました!このファームの名前を教えてもらえませんか?